フリーランスや副業でWebライターをしている人がいるみたいだけど、未経験でもWebライターになれるのかな?
現役2年目のライターですが、わたしも未経験の状態から始めました!
今ではWebライターの仕事で月に10万円ほど得ていて、継続して仕事をいただけています。
Web上で表示される記事を書いて報酬を得るWebライター。
副業で本業の他に収入を得たり、独立してフリーランスとして働けたりと、自分に合った働き方ができるのが魅力です。
しかし、「Webライターって未経験でもできるものなのかな?」「文章を書く仕事なんてしたことがないし、わたしには無理かも・・・」と思った方も多いと思います。
本記事では、未経験でもWebライターになれる理由やWebライターの始め方、仕事を継続するコツについて紹介します。
このブログを書いた人のプロフィール
Webライター2年目|精神疾患のある妹、認知症の祖母の面倒を見るため、未経験からフリーのWebライターへ。30代女性。ライターで月収10万円を達成。
最後まで読んでいただければ、次のことがわかります。
- なぜ未経験でもWebライターの仕事ができるのか
- Webライターになることで得られるメリット
- 自分がWebライターに向いているか
- Webライターになるまでの手順
- Webライターの仕事を継続するコツ
Webライターの仕事に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターはネットの記事を書く仕事
Webライターとは、GoogleやYahooで検索したときに表示される記事を書く仕事のことです。
例えばこのような内容の記事を書きます↓
- 商品のレビュー記事
- ホテルや観光地を紹介する記事
- グルメに関する記事
- コスメの紹介記事
- 家電のまとめ記事
- 英語学習に関する記事
Webライターの主な仕事の流れは次のとおりです。
- 仕事の発注者であるクライアントから依頼を受ける
- 記事を書いてクライアントに納品する
- 1~2回ほど修正をする
- 報酬が支払われる
まずはクライアントから「こういった記事を書いてほしい」と依頼を受けます。
初心者向けの場合は、記事のタイトルや構成(目次)が決められたものが多く、その内容に沿って文章を書いていきます。
記事を書き終わったら、一旦クライアントに提出します。
回数に差はありますが、通常1~2回ほど修正依頼が来るので、記事を修正して再度提出するというのを繰り返します。
修正をしてクライアントからOKが出たら納品完了となり、後日報酬が支払われます。
未経験でもWebライターになれる理由
未経験でもWebライターになれる理由は次のとおりです。
- 高度な専門知識は不要だから
- 高い文章力は求められないから
- 未経験でも仕事を獲得できるから
それぞれ解説しますね。
1.高度な専門知識は不要だから
未経験でもWebライターになれる理由は、Web記事の場合は高度な専門知識が求められないからです。
専門書の場合は特定のジャンルについて深い知識が必要なため、その道のプロである専門家が監修をします。
しかし、Web記事は検索してわからないことを解決できればいいので、広く浅い情報があれば十分です。
そのため、Webライターは専門家のように高度な専門知識や資格がなくてもかまいません。
2.高い文章力は求められないから
Webライターは文章を書く仕事ではありますが、必ずしも高い文章力が求められるわけではありません。
Web記事は多くの人が目にするため、”誰でもわかりやすい文章”を書くことが重要です。
わたしたちが普段スマホやPCで検索するときも、”自分が知りたい情報が載っているか”や”疑問や悩みを解決できるか”を意識しますよね。
そのため、小説家のように読者を魅了する文章力や、新聞記者のように一語一句間違えのない正しい日本語を使う必要はありません。
3.未経験でも仕事を獲得できるから
Webライターは、未経験でも仕事に応募できます。
仕事を依頼するクライアントと、仕事が欲しいライターを仲介するクラウドソーシングサイトでは、「未経験可」の案件もたくさんあります。
このように未経験の方向けにも広くライター案件が募集されているため、初心者でもライターとして活動することが可能です。
わたしも最初はクラウドソーシングで未経験可の案件に応募することから始めました。
Webライターの働き方は3パターン
Webライターの主な働き方は次の3通りです。
- フリーランスとして専業ライターになる
- 本業と並行しながら副業でライターをする
- ライターとして一般企業に勤務
初めからフリーランスとして働き始める方法もありますが、副業から始めてフリーランスになる、IT・Web業界に転職するといったように、さまざまな方法があります。
Webライターの仕事に本腰を入れたい方はフリーランスから、Webライターとしてやっていけそうか慎重に決めたい方は副業から、給料を得ながらライターとしてやっていきたい方は会社員として働くなど、自分に合うスタイルを見つけてみてください。
ちなみにわたしは精神疾患のある妹や、認知症の祖母の面倒を見ていたので、フリーランスとして在宅で仕事を始めました。
Webライターになるメリット
Webライターになるメリットは次のとおりです。
- 未経験でも始めやすい
- 本業以外に副収入を得られる
- 自由な働き方ができる
- PCがあればすぐ始められる
- 一生使えるスキルを身に付けられる
Webライターは初心者の方でもなれるため、参入するハードルが低いのがメリットです。
副業でWebライターの仕事をすれば、本業の収入に報酬がプラスされるため、貯蓄に回したり旅行に出かけたりと生活に余裕が生まれます。
フリーランスになれば組織や時間にしばられず、自由な働き方が可能です。
在宅Webライターになるメリットは次の記事でくわしく解説しています。
Webライターになるデメリット
一方、Webライターには次のようなデメリットもあります。
- 始めのうちはなかなか稼げない
- 常に納期に追われる
- 常にスキルを磨き続ける必要がある
Webライターを始めたばかりの頃はまとまった収入を得られないため、その苦しい時期を乗り越える必要があります。
また、記事の提出には〆切があるため、期日が迫っていたら少し体調が悪くても仕事をしなければならず、〆切が重なると徹夜で作業をする場合もあります。
Webライターのメリット・デメリットについてはこちらも参考にしてみてください。
Webライターが向いている人
Webライターが向いている人は、次のようなタイプの人です。
- 文章を書くことが苦痛でない
- 情報収集をするのが得意
- スケジュールをきっちり守るタイプ
- コミュニケーションスキルがある
- 一人で黙々と作業をするのが得意
Webライターは文章を書くのが仕事なので、とりあえず自分のブログを書く習慣をつけ、毎日文章を書き続けても苦痛でないか試してみてください。
また、〆切までに作業を終わらせるスケジュール管理ができる人、クライアントと適切なやり取りができるコミュニケーションスキルがある人、コツコツと作業ができる人もWebライターに向いています。
Webライターが向いていない人
一方、次のような人はWebライターに向いていないでしょう。
- 一人で机に向かって作業するのが苦手
- スケジュール管理が苦手
- 文章を書くのが好きではない
- おおざっぱな性格である
- 自分の意見を主張したい
お客様と接する仕事が好き、チームの中で働きたいという人は、一人でコツコツ作業をするWebライターの仕事は退屈に感じるかもしれません。
また、クライアントによっては細かい執筆ルールがあるため、おおざっぱできちんとルールを守らない、自分の意見を主張したい気持ちが強い人は、継続して仕事をもらえない可能性があります。
未経験からWebライターの始め方5ステップ
これからWebライターを目指したいという方に向けて、始め方の手順をお伝えします。
一人前のWebライターとして活躍していきたい方は、ぜひこれからお伝えする手順で進めてみてください。
ステップ1.仕事に必要な物を用意する
まずはWebライターの仕事に必要な物をそろえるところから始めましょう。
Webライターの仕事は、PCとネット環境が必要です。
スマホだと文章を入力するのに時間がかかってしまい、記事全体をチェックしにくいため、自宅にPCがない場合は購入しておきましょう。
Webライターの仕事ではスペックの高いPCでなくても問題ないので、手頃な価格のPCを購入してみてください。
わたしは「DELL Inspiron 15(3505)」という8GBのノートPC(Windowsあり)を購入しました!
ステップ2.Webライターに必要な勉強をする
仕事に必要な物をそろえたら、Webライターの仕事で必要な知識やスキルについて学んでおきましょう。
Webライターの勉強をするときは、以下のツールや教材を活用しましょう。
- YouTube
- 書籍・電子書籍
- オンライン講座
YouTubeではWebライターについて発信している先輩ライターやブロガーの方がたくさんいるので、受注の仕方や案件の探し方などを学べますよ。
また、文章の書き方について書かれた書籍もあるので、ライターの仕事をするうえでとても役立ちます。
TwitterやInstagramといったSNSで情報発信をしている方もいるので、フォローしてチェックしておくといいですよ。
さらに、Webライターとして本格的に活動していきたいという方は、Webライター向けのオンライン講座の受講もおすすめします。
わたしが受講したWebライター向けのオンライン講座「WritingHacks」についてはこちらで解説しています。
ステップ3.自分のブログを開設する
Webライターに関する知識を蓄えながら、自分のブログを開設して投稿を始めてみましょう。
Webライターの仕事に応募する前にブログを作っておくと、次のようなメリットがあります。
- 文章を書く仕事が続けられそうか判断できる
- 文章力をつける練習になる
- ポートフォリオとして使える
まずは自分でブログを何記事か書いてみて、文章を書くことに抵抗がないか試しておくと、Webライターの仕事を始めてからやっぱり合わなかったと後悔するリスクを避けられます。
また、仕事に応募するときにブログ記事をポートフォリオ(自分が書いた記事をまとめたもの)として使えるため、自分の文章力をチェックしてもらう材料となります。
なお、WordPressでブログを作成しておくと、WordPressを使えることをアピールできるのでおすすめです。
わたしもWordPressの記事をポートフォリオとして使ってみたところ、ブログの執筆代行の仕事を獲得できました!
WordPressの開設方法はこちら↓
ステップ4.クラウドソーシングに登録をする
自分のブログを開設し、何記事かポートフォリオとして出せるものが書けたら、Webライターの仕事を募集しているクラウドソーシングに登録しましょう。
Webライターの方におすすめなクラウドソーシングサイトは次のとおりです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
この2つのクラウドソーシングサイトはWebライターの案件が多いので、両方登録しておくといいですよ。
登録をしたら職歴や持っている資格、得意とするジャンルなどをプロフィール欄に書き込み、自分をアピールしましょう!
ステップ5.Webライターの案件に応募する
クラウドソーシングサイトに登録をしたら、いよいよWebライターの案件に応募してみましょう。
案件に応募するときは次の点をチェックしてみてください。
- 記事のジャンル
- 文字単価
- クライアントの評価
まずは記事のジャンルをチェックし、自分が書けそうなものがないか探してみましょう。
ジャンルをチェックするときは、今または以前の仕事に関係するものや、自分の資格や趣味が活かせるものがおすすめです。
文字単価については0.1円など低単価なものだと利益が得られないので、少なくとも0.5円以上のものがよいでしょう。
また、クラウドソーシングではクライアントの評価も見れるので、仕事を受けた方がどのような評価を付けているのかチェックしてみてください。
クラウドソーシングで仕事を募集しているクライアントのなかには、高額な教材を売りつけたり、報酬を支払わなかったりする地雷クライアントも存在します!
応募する際は他の方がマイナスなコメントをしていないかチェックするといいですよ。
Webライターの仕事を継続するコツ
最近ではWebライターの仕事を始める人が増えているものの、半年以内に辞めてしまう人も多く、継続するのが難しい面もあります。
長くWebライターとして活躍していきたいという方は、次のことを意識してみてください。
- ライティングにかける時間を確保する
- わからないことは自分で調べるクセをつける
- 文章の型に沿って書くクセをつける
- マニュアルに沿って記事を書く
- 同じミスを繰り返さないようにする
育児や副業をしていても、まずはライティングをする時間を確保しなくてはライターとして活動できません。
平日は隙間時間を使い、土日はまとめて作業をするなど、ライフスタイルに合わせて時間を捻出してみてください。
また、ツールの操作や記事を書くときにわからないことがあったら、まずは自分で検索をかけて調べるクセをつけておくことも、個人で働くライターとして大切です。
さらに文章には型があり、型にあてはめて書いていくと読み手にわかりやすく、書き手も書くスピードを上げられるので、ぜひ取り入れてみてください。
Webライターの収入について
Webライターを始めて1ヶ月~数ヶ月は、月の収入が数千円~1万円ほどという場合も多く、なかなか稼げないのが現状です。
しかし、継続して仕事を受注できるようになり、単価が上がっていくうちに5万円、10万円と収入が上がっていきます。
また、ライターの管理をするディレクターに昇格したり、自分の事業を始めたりして月収100万円を得ている方もいるので、スキルを磨き続ければどんどん収入を増やしていけるのも魅力ですね。
Webライターに必要なスキルとは
Webライターとして活動するなかで必要なスキルは次のとおりです。
- 誰でもわかりやすい文章を書ける
- 正しい日本語が書ける
- コミュニケーションスキル
- 自己管理能力
- リサーチ力
- SEOの知識
Webライターは基礎的な文章力と、専門的な内容でも簡単な言葉に言い換え、その分野に詳しくない方でもわかりやすく説明するスキルが重要です。
また、Webライターは文章力だけでなく、コミュニケーションスキルも必要不可欠です。
チャットなどでやり取りをし、クライアントの意図をくみ取って記事を書く必要があるので、ライターになっても対人スキルは求められます。
なお、始めのうちはあまり意識する必要はないですが、Googleなどの検索エンジンで上位表示されるためにSEOの知識も徐々に身に付けていきましょう。
Webライターの仕事をするときの注意点
Webライターの仕事をするときの注意点は次のとおりです。
- 納期は必ず守る
- すぐに結果が出ないことを頭に入れておく
- ライティングの勉強を継続してスキルを磨く
それぞれ説明しますね。
1.納期は必ず守る
専業ライターや副業ライターに関わらず、記事の納期は必ず守らなければなりません。
納期までに記事を納品できないと、Webライターとしてクライアントからの信頼を大きく落としてしまい、継続が打ち切りになる可能性もあります。
ライターとして契約をした以上、”本業が忙しかったから”は理由になりません。
納期までに執筆を終えられるようスケジュールを立て、やむを得ない理由で間に合いそうにない場合は早めに事情を伝えて対応をお願いしましょう。
体調が悪いときは決して無理をせず、早めにクライアントに伝えれば大丈夫ですよ。
2.すぐに結果が出ないことを頭に入れておく
Webライターとして収入が安定するまでは、ある程度時間がかかることを考慮して活動しましょう。
初心者のうちはなかなか案件に通らず、1記事書き終えるのも時間がかかるため、毎日がんばって書いても数万円しか稼げないこともあります。
そのため、今貯蓄がない方は最低でも生活費を3ヶ月分貯めておき、ライターの収益が見込めなくても生活できるだけの資金を集めてから活動をスタートさせましょう。
3.ライティングの勉強を継続してスキルを磨く
Webライターは常に学んでライティングスキルを磨かなければ、クライアントから継続して仕事をもらうのは難しいでしょう。
なぜなら、記事の質が低いままだとサイトの閲覧数が伸びにくく、商品の販売数や成約数を増やせないからです。
そうするとクライアントは収益が増えないため、別のライターへ仕事を依頼する可能性があります。
記事の質が高いからといってすぐにサイトの収益が伸びるわけではありませんが、できるだけ貢献できるよう日頃からスキルを磨いておき、ライティング技術を高めましょう。
まずはブログを作ってWebライターを目指そう
Webライターは収益が安定するまで時間がかかり、納期に追われる大変さはありますが、自由な働き方ができ、一生使えるスキルを身に付けられます。
今回お伝えしたWebライターの始め方を実践していただき、ぜひ文章を書く仕事にチャレンジしてみてください!
実際に文章を書いてみて、自分にWebライターに仕事が合っているか確かめたい方は、ブログを開設するところから始めてみましょう。
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