
Webライターの仕事って、実際やってみるとどんな感じなのだろう?
家にいて仕事ができるのはいいけど、文章を書いてお金をもらうのってけっこう大変そう・・・。



ライター2年目のわたしが、Webライターとして働いてきて感じたメリットとデメリットについて詳しくお伝えします!
在宅で仕事ができ、副業として始める人が増えてきているWebライター。
PCがあればどこでも作業でき、空いた時間で文章を書いて収入を得られるため、興味を持っている方も多いでしょう。
しかし、「文章を書き続けるのって大変そう・・・」「今の環境を変えたいけど、Webライターになった方が苦労するかも・・・」と思い、なかなか一歩が踏み出せないという方もいるのではないでしょうか?
本記事では、Webライターになるメリットとデメリットについてお伝えします。
最後まで読んでいただければ、次のことがわかります。
- Webライターならではのメリット
- Webライターの仕事をしていて大変だと感じるポイント
- Webライターの仕事をおすすめする人
- Webライターになってよかったと感じたポイント
Webライターの仕事に挑戦してみようか迷っている方は、メリットとデメリットについて知ったうえで考えてみてくださいね。
Webライターになって感じた7つのメリット
まずはわたしがWebライターになってから感じたメリットについてお伝えします。
Webライターになって感じたメリットは次のとおりです。
- 家にいながら仕事ができる
- 自分の都合に合わせて働きやすい
- 組織で働くストレスから解放される
- 未経験でも始めやすい
- PCがあればすぐ始められる
- いろいろな働き方ができる
- ライティングスキルが身に付く
在宅で仕事がしたい、フリーランスとして働きたいと思っている方は、Webライターになるメリットを参考にしてみてください。
1.家にいながら仕事ができる
Webライターは在宅でできる仕事なので、家にいながら働けて収入を得られるのが大きなメリットです。
わたしは精神疾患のある妹や認知症の祖母の面倒を見ていたため、様子を見ながら仕事ができ、通院の予定に合わせて働けるのはとても助かりました。
お子さんが小さかったり、介護が必要なご家族がいる方のなかには、仕事をしたいけれど外に働きに出られないという方もいるかもしれません。
Webライターであれば在宅で仕事ができるので、家を空けられないけれど自分で働いて収入を得たいという方におすすめです。
2.自分の都合に合わせて働きやすい
Webライターは会社員やパート、アルバイトのように稼働日や就業時間が決まっていないため、自分で仕事のスケジュールを組むことができます。
〆切までに記事を書き終えればいいので、それまで仕事の予定は自由に変更でき、外へ働きに出る場合と比べて時間の融通が利きます。
急に予定が入ったときにも納期に余裕があれば対応できますし、先に予定を決めてから仕事のスケジュールを調整することも可能です。
特に幼稚園や学校が休校になったり、お子さんが体調を崩して迎えに行かなければならなかったりと、急な予定変更が起きやすい主婦の方は働きやすいのではないでしょうか。



プライベートな用事を優先して働きやすく、自分のペースで仕事ができるのはWebライターの特権ですね。
3.組織で働くストレスから解放される
Webライターは個人で仕事をするため、会社員のように上司や同僚、部下がいません。
個人で働いていると困ったときに助けてもらえない不安はありますが、周りの人に悪い印象を与えないよう愛想よくふるまったり、人間関係のトラブルに巻き込まれたりするストレスから逃れられます。
わたしは昔から集団行動が苦手だったので、家で一人でコツコツ作業するようになってとても気が楽になったと感じています。
組織の中で働くことを窮屈に感じている方は、Webライターになってフリーランスとして活動することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
4.未経験でも始めやすい
Webライターは基本的な文章力があればなれるので、未経験の人でも始めやすいのがポイントです。
Webライターとして収入を得ているわたしも、この仕事を始めるまで文章を書く仕事はしたことがなく、まったくの未経験でした。
Webライターと同じように、プログラミングや動画編集もフリーランスや副業として人気な職業ですが、それぞれ専門知識やスキルが必要です。
そのため実務経験がある人か、未経験の場合はスクールや教材を買って勉強をするところから始めなければなりません。
5.PCがあればすぐ始められる
Webライターは、PCがあればすぐに仕事を開始できるのも魅力です。
PCをすでに持っている方は初期費用0円で始められ、初期投資にお金をかけずに済みます。
もし自宅にPCがない方はスペックの高いPCでなくても十分なので、手頃な価格のものを購入しましょう。
Webライターの仕事は容量が少ないPCでもほとんど支障がないので、収入が安定してから高性能なPCに買い替えるという方法でもいいと思います。
ちなみにスマホだと文章の入力がしづらいため、Webライターとして活動するならPCは必須です。



わたしは「DELL Inspiron 15(3505)」という8GBのノートPCを、当時7万円ほど(Windowsあり)で購入しました!
ライティングでWordを使うこともあるので、Windowsは入れておいた方がいいですよ。
6.いろいろな働き方ができる
Webライターはさまざまな働き方を選択できるのもポイントです。
Webライターの働き方として主に次のようなパターンがあります。
- 独立してフリーランスになる
- 副業として本業と両立をする
- Web業界などへ転職し、会社員としてライターの仕事をする
Webライターは独立して自由な働き方をしたり、本業で安定した収入を得て、さらに副業で収入を増やしたり、会社に入ってよりスキルを高めたりと、自分に合った働き方を選べる職業です。
わたしも今はフリーランスとしてWebライターをしていますが、アルバイトやパートをしながらWebライターの仕事をしたり、Webライターで培ったスキルを活かして転職することも考えることがあります。
このように複数の選択肢があるので、そのときの状況や生活スタイルに合わせて働き方を選べます。
7.ライティングスキルが身に付く
Webライターの仕事として文章を書き続けることで、ライティングスキルが身に付くのもメリットです。
ライティングスキルが上がれば記事の質が高くなり、クライアントから継続依頼をもらいやすくなったり、高単価の案件を受注しやすくなったりします。
また、ライティングスキルはWebライターの仕事だけでなく、資料を作成するときや、メールのやり取りをするとき、企画書を作るときなど、ライターと別の仕事に関わるときにも役立ちます。
Webライターになって感じた7つのデメリット


Webライターは自由な働き方ができ、初心者でも始めやすいなどのメリットがある一方、デメリットもあります。
Webライターになって感じたデメリットは次のとおりです。
- 納期に迫られる
- 収入に波がある
- 自分で仕事を調整しなければならない
- 仕事を探すのが大変
- 悪質なクライアントに会う可能性がある
- 文章を書き続けなければ収入が得られない
- 常に勉強し続けなければいけない
Webライターのデメリットについても知っておき、仕事を始める際は慎重に判断してみてください。
1.納期に迫られる
Webライターは記事の納品日が決められているため、納期までに記事を書きあげなければなりません。
万が一納期に間に合わないとクライアントの信頼を失い、契約を終了されてしまう恐れがあります。
多くの案件を抱えていると記事の執筆に追われ、常に納期のことが気になってしまい、気が休まらないといったことも・・・。
あまり仕事を抱えすぎると働きづめで体調を崩してしまいますので、きちんとスケジュールを組み、無理のない範囲で仕事を受けるようにしましょう。



わたしも〆切が気になってしまい、朝方に目が覚めて作業をしていた経験があります・・・。
2.収入に波がある
Webライターの仕事は報酬型のため、仕事量によって収入が大きく変動します。
会社員のように固定給ではなく、受けた仕事のに対して報酬が振り込まれるので、仕事をあまり受けられなかった月は収入が下がり、仕事を多く受けた月は収入が上がります。
月によって数万円~10万円以上収入が変動する場合もあり、時には貯金を切り崩して生活しなければならないことも・・・。
3.自分で仕事を調整しなければならない
会社員であれば「これをやっておいて」と、自分がやるべき仕事を上司から渡されますが、Webライターは自分で仕事を選び、営業をして案件を獲得しなければいけません。
仕事を自由に選べるメリットはありますが、この仕事は自分にできるか、この条件で依頼を受けていいのかなど、すべて自分で判断する必要があります。
また、それぞれの記事数や納期によってどこまで依頼を受けるか決めたり、既存のクライアントと別れて新しいクライアントを探したりすることなどもライターとして重要な仕事です。
4.仕事を探すのが大変
ライティングの仕事はたくさんあるものの、自分のスキルに合ったものや条件が一致する案件を探すのに苦労することもあります。
クラウドソーシングでは多くの案件募集が公開されていますが、単価が低かったり、ライター歴〇年以上や資格保持者限定だったりと、自分の希望に合わないものもあるでしょう。
ただ、高単価の案件ばかりを狙ったり、ジャンルを狭めすぎてしまったりすると仕事が見つかりづらいので、最低ラインの単価を決め、少しでもできそうだと感じた案件にチャレンジしてみてください。
また、複数のクラウドソーシングサイトで案件を探すと受注数を上げられるので、1つのサイトに限定せず、いろいろなサイトで案件を探してみてください。
おすすめのクラウドソーシングサイト
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
- Wontedly
- サグーワークス
5.悪質なクライアントに会う可能性がある
クライアントのなかには自分の商品を売りつけたり、記事の報酬を支払わなかったりする悪質なケースもあります。
例えば教材を購入してくれたら記事の依頼をすると言ってきたり、記事の執筆依頼をし、納品をしたら連絡が取れなくなったりなどのトラブルに遭う危険性があります。
わたしもクラウドソーシングサイトで応募したときに公式ラインに誘導され、「お仕事の説明をしますので、オンライン説明会に参加してください」と言われ参加したところ、「30,000円の教材を購入された方にお仕事のご依頼をします」と言われました・・・。



公式ラインに誘導された時点で”怪しいな”と思ったのですが、その時点で辞退するべきでした・・・。
結局わたしはその仕事を辞退し教材費を支払わずに済みましたが、こういった営業目的のためにライターを利用しようとするクライアントもいます。
悪質なクライアントに当たらないよう、応募する際は下記の点をチェックしてみてください。
悪質なクライアントを見分けるポイント
- 評価が4.0未満
- 発注率が70%未満
- 口コミに悪い評価が書かれている
- 実績が5件以下
- アイコンが設定されていない
途中で連絡がつかなくなったか、ライターが途中で辞めてしまってしまって納品完了までいかなかった件数が多いと、発注率が低くなります。
ちなみに、クラウドソーシングサイトを利用し始めたばかりのクライアントは実績が少ないため、すべてが悪質なものとは限りません。
実績が少ないクライアントの募集に応募する際は、募集要項やクライアントの情報をしっかり調べ、信頼できる取引先であるか確かめておきましょう。
6.文章を書き続けなければ収入が得られない
Webライターは報酬型のため、文章を書き続けなければ収入が途絶えてしまいます。
ライターをやっている以上、文章を書かなければ報酬を得られないのは当然のことですが、毎日何千字も書き続けていると嫌気がさして来てしまうこともあります・・・。
わたしは文章を書くことがあまり苦にならないタイプではありますが、さすがに来る日も来る日も文章を書いていると「もう書きたくない・・・」と思うことも(笑)
文章を書くことがあまり好きではない人がWebライターになってしまうと、だんだん仕事が苦痛になってしまうでしょう。
まずはブログやnoteを書くところから始めてみて、文章を書き続けることにストレスを感じないかどうか試してみてください。
ブログの始め方はこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
7.常に勉強し続けなければいけない
Webライターになったら少しずつスキルアップできるよう、日頃からライティングやSEOなどの勉強をしておくことが重要です。
勉強をして情報をアップデートしていかないとスキルが上達せず、ライターとして成長がストップしてしまいます。
またWeb業界はどんどん進歩し、速いスピードで変化していくため、常に最新の情報を吸収しなければなりません。
いつまでもスキルが上達せず、情報が古いままだとクライアントからの評価が下がるため、仕事に全力投球するだけでなく、インプットをする時間も確保するようにしましょう。
Webライターになってよかったこと


わたしがWebライターになってよかったと感じたことは次のとおりです。
- 自分に向いている仕事を見つけられた
- ストレスなく働けるようになった
- 自由に使える時間が増えた
- 自分に自信が付いた
- いろいろなジャンルの知識が増えた
今まではお給料をもらうために何となく仕事をしてきたのですが、Webライターを始めてから自分に合っていると思える仕事に出会えました。
お金を稼げて楽しみながら作業できるのは、これまでにない感覚です。
また、会社員時代とは違い就業時間が決まっていないため、遅めに起床したり作業の合間に犬の散歩に出かけたりと、自分の好きなときに行動できています。
さらに、執筆のためのリサーチで最新の商品やグルメ、便利なツールなどの情報を目にする機会が多く、仕事を通して新しい知識を手に入れられるのもWebライターならではだと感じています!
Webライターの良い面・悪い面を知っておこう!
今回はWebライターのメリット・デメリットについてお伝えしました。
Webライターは在宅で仕事ができるので、育児や介護などで外に働きに出るのが難しいという方におすすめです。
また、フリーランスとして働くこともできるので、まず副業から始めてみてある程度仕事に慣れてきてから独立する方法もあります。
ただ、納期に追われる、文章を書き続けなければいけないといった大変さもあるので、デメリットについても知ったうえでWebライターに挑戦するかどうか考えてみてくださいね。


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] Webライターを始めたばかりの頃はまとまった収入を得られないため、その苦しい時期を乗り越える必要があります。また、記事の提出には〆切があるため、期日が迫っていたら少し体調が悪くても仕事をしなければならず、〆切が重なると徹夜で作業をする場合もあります。Webライターのメリット・デメリットについては「現役2年目ライターがWebライターになって感じたメリット・デメリットを解…」で詳しく書いているので、こちらも参考にしてみてください。 […]