【初心者向け】FXについてわかりやすく解説!特徴やメリット・デメリットも紹介

FXってなんだか難しそう・・・。

投資未経験でも運用ってできるの?

FXは投資経験がない方でも、注意点を守ればきちんと運用できますよ!

会社員として支給される給料がなかなか上がらず、年金受給額も減ってきている中、投資を始める方が年々増加しています。

特に注目されている投資方法の1つが、通貨同士を取引するFXです。

しかし、

「FXという言葉は耳にしたことがあるけれど、どのようなものかよくわからない」

「投資のプロしか扱えない商品なのでは?」

と思っている方も多いと思います。

そこで今回は、

  • FXで利益を出す2つの方法
  • FXの特徴について
  • FXのメリットとデメリット

などについて解説します。

FXの仕組みやFX取引をするメリット、取引をする際の注意点などがわかるので、投資の知識はほとんどないけれどFXに興味があるという方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

FXとは

まず始めに、FXについて解説します。

FXとは、Foreign Exchangeの頭文字から作られた言葉で、日本語では外国為替証拠金取引と言います。

海外の通貨である外国為替を取引するもので、主に通貨価格(レート)の価格差をもとに利益を上げる投資方法です。

株式投資とは違い少額からでも取引ができ、種類も少なく選びやすいのが特徴です。

その一方、株式投資よりはハイリスクな商品で、世界市場の動向を見て取引の判断をするのが難しいという点も挙げられます。

FXで利益を出す2つの方法

次に、FX取引ではどのように利益を出すのかについて解説します。

1.安く買って高く売る為替差益をねらう

1つ目が、外国通貨が安いときに買い、高くなってから売ることで為替差益を受け取る方法です。

例えば、米ドルが110円のときに買っておき、米ドルが130円になったときに売れば、20円分の利益が出るということです。

つまり、海外の経済動向などを見て判断し、通貨の価値が上がりそうなときに購入しておき、上がりきった頃を見計らって売却することで利益を生み出せます。

円高=ドル安のときに買い、円安=ドル高のときに売ると利益となります

売値と買値の差額〈 利益になったら売る

為替差益を利用する場合は、売値から買値を引いた金額が、利益を下回ったら売却するのがおすすめです。

売値と買値の差額のことをスプレッドと言い、スプレッドが利益分を下回ればその分プラスとなります。

例え数銭単位でも、取引する金額や頻度によっては大きな差となります。

なお、スプレッドはFX会社や取引する2つの通貨(通貨ペア)によって異なるため、取引前に必ず確認しておきましょう。

(売値)ー(買値)〈 利益になったら売り時

スプレッド:売値と買値の差額

通貨ペア:米ドルと円などの通貨の組み合わせ

2.通貨金利の差を利用する

2つ目が、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ることで、金利の差額分で利益を得る方法です。

通貨をトレードするときにそれぞれの金利の差額を調整する必要がありますが、その金利差調整額をスワップポイントと言います。

スワップポイントはFX会社の翌営業日に持ち越すことで発生し、取引した通貨を保持している間は継続して受け取れるものです。

例えば、金利が0.1%の日本円で金利が10.0%の南アフリカランドを購入した場合、9.9%分をスワップポイントとして受け取れます。

逆に南アフリカランドを売って円を買う場合は、9.9%分のスワップポイントを支払う必要があります。

スワップポイント:為替通貨の金利差を調整した額

スワップポイントは1日単位で見ると少ない金額ですが、1年など長い期間保有することで利益が大きくなることもあります。

FXの特徴について

続いて、FXの特徴について解説します。

FX取引において重要なポイントなので、取引を始める前に必ずチェックしてください。

手元の資金を担保にして取引する金額を増やせる

1つ目の特徴が、FX会社に預け入れた資金を担保にし、実際の金額よりも多くの額を取引できることです。

これをレバレッジと言い、最大で元手の約25倍の金額に上げることができます。

例として挙げると、5万円を預け入れてレバレッジを10倍かけた場合、50万円で取引ができます。

また、取引で2万円分の利益が出たとすると、レバレッジをかけない場合の利益が7万円なのに対し、レバレッジを10倍かけたときは20万円の利益を得られます。

このように少額でも大きなリターンを期待できますが、外貨の価値が下がってしまった場合は大きく損をすることになるので、ハイリスク・ハイリターンな方法となります。

投資初心者の方は判断が難しいと思うので、まずはレバレッジをかけずに取引をするのがおすすめです。

投資を行う場合はいきなりリスクを取るのは避け、ある程度慣れてきてから挑戦してみましょう

レバレッジ:預け入れた資金を担保に取引金額を引き上げること

FXの3つのメリット

ここからは、FX取引をするメリットについて解説します。

1.少額から投資できる

1つ目が、FXは少ない金額でも投資ができることです。

「SBIFXトレード」は1通貨から、「外貨ex byGMO」や「外為どっとコム」などは1,000通貨から取引できるので、少なくとも数十万円は必要な株式投資よりも手軽に始められます。

そのため、投資に充てられる軍資金が少なくても開始でき、掛け金が少ない分リスクも抑えられます。

また、レバレッジをかければ実際に預け入れた金額よりも大きい額で取引が可能です。

※1通貨=1ドル

2.平日は24時間いつでも取引できる

2つ目が、土曜日と日曜日、1月1日以外であれば、時間の制限がなく取引を行えることです。

株式投資は取引所が開いている時間でないと取引ができませんが、外国為替取引は取引所が存在しないので、国または地域が取引を行っている限り24時間参加が可能となります。

そのため、早朝や夜間も操作ができるので、日中仕事をしている方にもおすすめです。

3.商品が少なく選びやすい

3つ目が、通貨は数があまり多くないので、商品を選ぶときに悩まずに済むことです。

FXの対象となる通貨は10~20なので、日本の上場企業だけで3,000以上ある株式投資よりも圧倒的に少なく、選びやすいのが特徴です。

特に最初のうちは、米ドルやユーロといった比較的なじみのある通貨を選ぶといいでしょう。

FXの3つのデメリット

続いて、FX取引のデメリットについて解説します。

1.株式投資よりもハイリスク

1つ目が、FXは株式投資と比べてよりリスクが高いことです。

FXは通貨を取り扱っている分、為替相場の変動に大きく左右されます。

2008年に起きたリーマンショックや、経済制裁によってトルコ通貨の価値が急落した2018年のトルコショックなどのように、経済の悪化や政治情勢などによって急変動する場合もあります。

また、株式投資は利益がすべて無くなることはめったにありませんが、FXの場合は利益がゼロになることもあり、急激な変動が起きた際はマイナスになってしまう恐れもあります。

為替の変動が利益に直結し、大きな損益を被る可能性も大きいため、まずは少額から取引をしてリスクを減らしましょう

2.資金が足りなくなると強制決済される

2つ目が、FXを運用している口座残高が少なくなった場合、強制的に所持している通貨を円に変換されてしまうことです。

これをロスカット強制決済)と言います。

これ以上損が出ないよう個人の資産を守るために設けられている措置ですが、急激な価格変動が起きた場合、大きな損益になってしまうこともあります。

ロスカットを防ぐため、1回で取引する金額を抑え、口座に余裕を持って預け入れておくことが大切です。

3.世界市場の先読みが難しい

3つ目が、世界市場や投資家の動きを予想するのが難しいことです。

外国為替は国の情勢や国家間の関係、経済状況など、あらゆる要因によって価格が大きく変動します。

そのため、値動きを予想するのが困難で、投資先の国の情勢を常にチェックしておく必要があります。

過去の為替の動きを表すチャートを使ったテクニカル分析を行い、今後の動向を予想することもできるので、慣れてきたらこうしたテクニックも身に付けていきましょう

まずは少額からFXを始めてみよう

今回はFXについてご紹介しました。

それでは簡単にまとめます。

FXで利益を出す方法

  • 為替差益をねらう
  • スワップポイントを受け取る

FXのメリット

  • 少額から投資できる
  • 平日は24時間いつでも取引できる
  • 商品が少なく選びやすい

FXのデメリット

  • 株式投資よりもハイリスク
  • 資金が足りなくなると強制決済される
  • 世界市場の先読みが難しい

FXは少ない金額から取引を始められ、商品数が少なく選びやすい投資です。

その一方、ハイリスク・ハイリターンな商品でもあるので、投資初心者の方は少額から始め、慣れてきたら徐々に金額を上げていくのがおすすめです。

経済的に余裕のある生活を送れるよう、無理のない範囲で資産形成を行っていきましょう!




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この記事を書いた人

フリーランスのWebライターとして記事やグログの執筆代行を承っています
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