英語のリスニング力を上達させるコツとは?|おすすめの勉強法も紹介

リスニングの点数を上げたいけれど、効率良く上達できるコツってないかな?

なるべく早く成果を出したい方のために、英語のリスニングを上達させるコツを紹介します!

この記事の作成者の経歴

・大学で英語を専攻
    ↓
留学経験のあるクラスメイトが話していることが聞き取れず悪戦苦闘
    ↓
日常会話ができるまでに成長

・在学中にTOEICスコア 170点UP

繰り返し英語を聞いてみてもなかなか聞き取れず、リスニングに苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?

リスニング力を伸ばしたいときは、コツを押さえて行うのがおすすめです。

なぜなら、英語をただ聞き流しているだけでは、リスニング力は上がらないから。

何も意識せずにリスニング問題の音源を聞いているだけだと、いざ設問を見てみると内容をきちんと思い出せないといった状況になってしまいます。

そのため、しっかりリスニングのコツを押さえ、聞き漏らさずに内容を理解することが大切です。

この記事では

  • リスニングが上達するコツ
  • おすすめのリスニング勉強法

について解説しますので、リスニング力を上げたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

英語はスピードが命!聞き取るスピードをアップしよう

リスニング力を上げるには、「聞き取るスピードを上げる」ことを意識しましょう!

英語は日本語と比べて話すスピードが速いので、まずは速さに慣れるのが大切です。

それでは、英語を聞き取るスピードを上げる方法について順番に解説していきます!

日本語に訳さない

わたしたちは普段日本語を使っているため、無意識に日本語に変換して英語を理解しようとしてしまいますが、これでは読み取るスピードが一向に上がりません

例えばこちらの文章

I send the message to Rina about the next meeting.

これを
「アイ センドだからわたしは送った・・・、メッセージだから・・・」

と1つ1つ変換しているうちにあっという間に文章が移っていて、次の文章が聞き取れなくなってしまいます・・・。

英語を英語のまま理解する

先ほどの例のように毎回訳していると時間がかかってしまうので、「訳さずに英語をそのまま理解する」のがポイントです!

どういうことかと言うと、先ほどの例文の場合

  • 「I send the message 」まで聞き取ったときにはメールが飛んでいるイメージ
  • 「to Rina」で女性を思い浮かべる
  • 「about the next meeting」で会議をしているイメージをふくらませる

といった感じに日本語に直すのではなく、頭の中で内容をイメージしてみてください。

こうすることで訳す場合よりも早く内容を理解できるのです

また前の文章が流れている間に内容をつかめるので、次の文章を聞き取る体制も整い、あせらず集中できるといったメリットもありますよ!

前から順番に聞き取る

英語を聞き取るときは、英文の並びのまま頭の中でも文章を組み立てるのがポイント!

先ほどの例文で言うと、そのままだと

「わたしは、送った、メッセージを、リナに、次の会議について」

となりますが、ついつい日本語の文法に合うよう

「わたしは、リナに、次の会議について、メッセージを、送った」

といったように入れ替える作業を行っていると時間がかかってしまいます

余分な時間をかけないよう、1文をそのまま順番通りに読んでいくのをおすすめします。

立ち止まらずパっと切り替える

英語は何よりもスピードが命ですので、

「さっきの文章はこういう意味かな?イヤ違うかな・・・。」

と考えているうちにどんどん次の文章が流れていき、追いつけなくなってしまいます。

前の文章は一旦置いておいて、すぐに次の文へ意識を切り替えていきましょう!

聞き取りスピードアップのまとめ

日本語に訳さない

内容を頭の中でイメージする

頭の中でもそのままの順番で組み立てる

わからなくても切り替えて次の文章に集中する

英語のリスニングは完璧に聞き取れなくても大丈夫!

「1語も聞き落とさずにしっかり聞き取らなきゃ!」

と気合を入れてリスニングに取り組んでいる方もいるかもしれませんが、実はそんなに気を張らなくても大丈夫。

なぜなら、重要なところさえ聞き取れていれば文の意味は理解できるからです。

そこでここからは「重要なところにしぼって聞き取るポイント」について解説していきます!

最初の3単語を意識する

英語の場合、重要な部分は頭の方に置かれます

例えばこちらの文章↓

Bob met Kyoko at the station last night.

文章を読む上で重要なのは、「誰が」「何をした」「誰に」という部分ですよね。

つまりここでは「Bob」「met(meet)」「Kyoko」の最初の3つの単語が重要な部分となります。

ここの主語・動詞・目的語は聞き漏らさないよう、文の冒頭に集中して聞き取りましょう

音の強弱を意識する

日本語だと1語1語しっかり発音しますが、英語の場合は前置詞接続詞の部分はアクセントを弱くして発音します

先ほどの文を例にすると「Bob met Kyoko」を強く、「at the station」と「last night」が弱くなります。

このように強調したい部分は強く補佐的なところは弱く発音されるので、音の強さに注目してみるのがおすすめ。

そうすることで重要な部分を意識できるようになり、聞き漏れを防げますよ!

耳で聞くと聞き取れないのはナゼ?

文字で見るとわかるけど、実際音声を聞くと何を言っているかわからない・・・。


このような場合は、音が文字とは変わっていることが考えられます。

英語では前後の単語と合わさることで、音が変わるといった特徴があります。

音の変化のタイプは主に4つに分かれるので、それぞれ見ていきましょう。

1. つなげて発音する(リンキング)

「an apple」が「アン アッポー」を省略して「アナポォー」と発音されるように、前後の単語とくっつけて発音するタイプです。

2. 一緒に合わさる(リエゾン)

「did you~?」が元々は「ディデュ ユー?」だったのが「ディジュ?」になるように、複数の単語をまとめて一緒に発音するタイプ。

3. 言葉が抜け落ちる(リダクション)

「I’ll check it out.」の「イット」が抜けて、「アイル チェイキリッアウト」と言うように、音が抜け落ちるタイプですね。

4. 異なる音に変わる(フラッピング)

「Shut up!」を「シャラップ!」と発音するように、[t]の発音を[r]に変えるといった別の音に替えるタイプです。

このように英語ではたびたび音が変化します。

繰り返し聞いて英語特有の発音に慣れておくと、空白の部分を頭の中で組み立てられたり発音されていない単語をイメージできるようになってきますよ!

【実践編】リスニング力アップのおすすめ勉強法

リスニング力をアップさせるコツを理解したところで、次に気になるのが

「どうやってリスニングの勉強をすればいいのだろう?」

ということですよね。

そこでこの章では、おすすめのリスニング勉強法についてお伝えしていきます。

具体的なやり方や、リスニングにぴったりのコンテンツについて紹介しますので、これからリスニングに力を入れていきたいと思っている方は参考にしてくださいね!

単語・文法の知識を増やす

まず初めは単語や文法を勉強し、基礎をしっかり固めていくことが大切です

「リスニングの勉強なのに、英単語や文法の勉強をするの?」

と思われたかもしれませんが、まずは土台がないといくら英語を聞いていても上達しません

地道な道のりですが、基本からコツコツ積み上げていくのが1番の近道です

リスニングでの語彙力・文法の重要性はこちらの記事でも書いているので、こちらもチェックしてみてください↓

音読

2つ目におすすめなのが「音読」です。

英語が聞き取れない理由は、英語特有の音に慣れていないから。

ではどうすれば英語の音に慣れていくかというと、教材などを見ながら自分でも発音してみることです。

声に出して読むと、ただ聞き流しているよりも定着しやすくなります。

また実際自分でしゃべろうと思うと、はっきりと発音を理解できていないとまねができないので、自然と聞き取る力も鍛えられるのです。

音読をする場合は、中学生レベルのやさしい文章で書かれているものがオススメ。

字幕付きの動画・映画を見る

3つ目におすすめなのが、「英語字幕付きの動画や映画、ドラマを見る」ことです。

YouTubeで目に留まったもの、好きな映画やドラマをDVDやNetflixで観るときに、日本語ではなく”英語字幕”にして流してみましょう

そうすると目と耳の両方から情報が入るので、効率的にリスニングのトレーニングを行えます。

また、リスニング力も鍛えながらイディオムも一緒に覚えられるので、英語のスキルをまんべんなく養えますよ。

動画だとちょっとしたすきま時間でもできますし、映画やドラマであれば楽しみながらできるので、続けやすいのもポイント。

ディクテーション

最後におすすめなのが「ディクテーション」です。

ディクテーションとは、流れてきた音声を聞き取って文字に書き写す方法です。

ディクテーションを行うメリットは、文字に起こすとなると正確に聞き取る必要があるため、自然とリスニング力を強化できるという点。

「紙とペンを用意してガリガリ書くのは面倒……」という場合は、スマホのアプリもあるので活用してみてくださいね。

ただこれは少し難易度が高いため、ある程度英語を聞き取れる中級者または上級者の方向けです。

コツを押さえて重要なところをしっかり聞き取ろう!

それでは今回のまとめをしていきます。

聞き取りスピードアップのコツ

  1. 日本語に訳さない
  2. 内容を頭の中でイメージする
  3. 頭の中でもそのままの順番で組み立てる
  4. わからなくても切り替えて次の文章に集中する

重要なところを見極めるコツ

  • 最初の3単語を意識する
  • 音の強弱を意識する

以上のコツを押さえ、リスニングスキルをどんどん高めていってくださいね!

上手く聞き取れないときは、本編で説明した音の変化が起きていないかをチェックしてみてください。

リスニング力を身に付けるにはとにかく量をこなし、耳を慣らすことが大切です。

紹介した勉強法を使って、リスニングで高得点を狙いましょう!

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この記事を書いた人

フリーランスのWebライターとして記事やグログの執筆代行を承っています
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