こんにちは ろーです。
今回は英文読解のテクニックについてお伝えしていきます。
みなさんには英文読解と聞いて、分厚くて大きな参考書に長い文章がだらだらと書かれていて、その量の多さにうんざりした記憶があると思います。
しかし、この英文読解は、テクニックを習得してしまえばあとは順を追って読み解いていけば、
つまずくことなくスムーズに読み切れるようになります。
これからそのテクニックについてお伝えしていきます。
最初から最後まで目を通す
まず英文読解に取りかかるときに、最初の行から1文ずつ読んでいって、わからない単語がでてきたらその都度調べるといったやり方をしている人が多いのではないでしょうか?
そうして読み進んでいくと読み解いた前の部分と内容がちぐはぐで“あ、意味のとらえ方がちがった・・・”とまた前に戻って読み直したりしている方も多いのではないでしょうか?これでは余分な時間がかかってしまいますよね。
そこで、まずは最初から最後まで目を通し、ざっと文章の内容を読み解き、書かれているテーマや着目している点を抑え、それをもとに読み進めていきましょう。
そうすれば大筋から逸れることはないので、余計な時間をかけずに済みます。
最初にまとめてわからない単語・熟語を調べる
一文一文読んでいって、そのたびにわからない単語を調べていると時間がかかってしまうので、最初にわからない単語をすべてマーカーで印をつけ、調べておきます。
そうすればあとは読み解くことだけに集中できるのでこの方が効率的ですし、マーカーで印をつけたところをあとで見返せば、単語や熟語の勉強にもなります。文章と合わせて覚えると覚えやすいので復習するのにもってこいです。
文型に分けて読解する
これが英文読解の重要なテクニックで、1つの文章を文型に分けて読み解いていく方法です。
まずは主語 (S)、次に述語 (V)、その後目的語 (O)、補語 (C)、修飾語 (M)に印をつけて分けていきます。
例えばこの文は
<My father >(keeps) [the kitchen][ clean ] [everyday. ]
S V O C M
このように分けられます。
※この文はS,V,O,C,(M)の第5文型ですが、S,Vの第1文型、S,V,Oの第2文型、S,V,Cの第3文型、S,V,O,Oの第4文型があります。
O(目的語)は~をにあたる部分。C(補語)はどのようにという状態を表す部分で、OがCの主語になることが多いです。(この文では キッチンが きれいになる)
M(修飾語)はS,V,O,C以外の情報を追加するものです。
このように、1つの文を誰が(S)、どうする(述語)、何を(目的語)、どのように(補語)(例えば)いつ(修飾語)にわけておくと、あとはそのまま訳していけば意味をつかむことができます。
まとめ
今回は英文読解の方法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
英文読解で使われる文章は長文なので、ずらっと文章が並べられているのを見るだけで”うわっ 読みたくない・・・“と面食らってしまいますが、どんなに長い文章でも、分解して文の構造を理解すればあとは訳して組み合わせていくだけです。
一見複雑そうに見えても、文は同じ構造になっているので、基本的に読解の仕方は同じです。そのため、このテクニックさえつかめてしまえばどんな文章でも読み解けるようになっていきます。
始めは文型の分け方がわかりにくいかもしれませんが、だんだんと慣れていけばあまり考えなくてもぱぱっとできるようになります。文の仕組みを理解して、スムーズに読み解けるようになりましょう。
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