こんにちは ろーです。
これから英語を勉強しようと思っている方の中には学校で毎週のように単語テストがあったり、
堅苦しい文法の参考書に嫌気がさしたりして、英語の勉強=しんどいと思っている方も多いと思います。
そこで今回は、みなさんが趣味として見ている海外映画・ドラマを英語学習に活かせる方法をお伝えしていきます。
普段からレンタルDVDやNetflixなどで海外の映画やドラマを見ている方も多いと思います。
しかし、字幕を見て音声は流し聞き、あるいは日本語吹き替えで見る方もいるかもしれません。
このなんとなく流し見していたものが英語学習の教材がわりになる方法をお伝えしています。
海外映画・ドラマが学習教材にする視聴のこつ
ストーリーを頭に入れておく(1回目)
音声を英語・字幕を日本語に設定して視聴します。
1回目に見るときはいつも通りストーリーを楽しむことに集中します。
ここでストーリーを頭に入れておいて、物語の流れを把握しておきます。
ここでストーリーを把握することでわからない単語などが出てきても話のつながりでだいたいの内容が理解できます。
英語でどんな表現がされているのかに注目する(2回目)
2回目は音声を英語、字幕も英語に設定します。
これで目でも文章を追っていき、音声だけでは聞き取りきれなかったセリフを確認します。
これで
“英語でいうとこんな表現になるんだ”
という気付きがあると思います。
また、1度見ていてストーリーはわかっているので、文章を見ただけではわからないセリフも
ストーリーをあてはめ、意味が連想できるのも映画ならではのメリットです。
同じ文を見たときに使えるので、英文と日本語訳を書いてメモしておくと便利です
自分で発音してみる(3回目)
最後に見るときは、音声と字幕を英語にし、セリフのあと一時停止を押して、字幕を見ながらまねて話してみます。これを再生と一時停止を繰り返しながら進めていきます。
これに慣れてきたら、セリフを追いかけるようにセリフが始まった0.5秒後くらいからまねて話してみます。
※輪唱を速くする感じです
(輪唱)
1人目 かーえーるーのーうーたーがー♪
2人目 かーえーるーのーうーたーがー♪
1人目 きーこーえーてーくーるーよー♪
(映画)
Why aren’t you saying anything?
音声 ワイ アーンチュー セイング エニシング?
自分 ワイ アーンチュー セイング エニシング?
これがシャドーイングという方法です。
shadow(影)の通り、流れた音声に影のように後からついていって発音します。
単語の長さで変わりますが、基本的には1単語流れたら話し始めるくらいがちょうどいいです。
俳優さんになりきった気持ちで強調して発音するところなどもそのままそっくりまねるようにすると自然な発音は身についていきます。
セリフはどんどん進んでいくので耳はセリフを聞きつつ、口の方は時間差で後を追っていきます。
イメージとしては、頭で音声を録音中にしながら自分の口で遅らせてそのまま再生するという感じです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に説明したセリフのあとをついて話す練習ですが、ネイティブの俳優さんが話す英語はスピードが速いので、最初のうちはついていくのが大変だと思います。
なので、一時停止→まねして話す→再生の繰り返しに慣れてきたら停止せずにそのまま流してセリフを追っていきましょう。
わたしもこれと同じことを教材CDを使って行っていて、最初のころはほとんど聞き取れなかったのですが、だんたん聞き取れるようになっていき、発音も以前より上達しました。
このやり方でしたらわざわざ教材を買う必要もありませんし、いつでも取りかかれます。
何より自分の興味があるものだとあまり苦にならずに楽しんで進められ、ストーリーとなっていて映像もあるのであきずに進められると思います。
そして、わからない単語や文の構造を見たときに意味や文法を調べるくせがつけば、自然と勉強が習慣化していきます。
趣味にあてていた時間を活用し、レベルアップしていきましょう!
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